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会社から地域へ!まるごとギャラリー2021の参加作家の皆さんにインタビュー

フラワーデザイナー 五十嵐道子さん

五十嵐さんの生け込み作業を見学させていただきながらお話を伺いました。

普段はどのような活動をしていますか?

会社やクリニックなどに出張し、切り花を使った生け込みをしています。生け込みというものは、花材を持って行って現場で花を生ける事です。イベントなどでは切り花をアレンジして会場を飾らせていただいたりしています。

まるギャラ2021では何をしてみたいですか?

普段は切り花が中心ですが、今回は屋外展示ならではの多肉植物を使うことにしました。
生きた素材ですので日々変化していきます。複数回ご覧頂いても、植物の成長などを楽しんでいただける作品を作りたいと思っています。

廃材を使うことはご自身の表現にどう関わってきますか?

自分とは無縁と思われる様な素材(廃材)は刺激的です。 凝り固まった「いつものパターン」が通用しないので、いつもと違う部分で作品について考えているような気がします。 新しい発想が生まれる時は、こういう環境に身を置かれた時なのかもしれません。 知らなかった自分を知る為にも、良い機会を頂いたと思っています。

工場地域の屋外に展示が展開されるこの展覧会について、考えや思いを教えてください。

工業団地自体が魅力満載です。
専門家が集まった地域だからです。
ヒトだけではなく、それに特化した機械や道具や素材があると考えただけでワクワクします。
何らかの形で私達に関わっているモノが、ここから作り出されている事も少なくありません。
屋外ではありますが、そんな想像を膨らませながら団地内を歩くと楽しみも倍増するのではないかと思います。
作品を見るだけではなく、工業団地の魅力も発見していただけたら嬉しいです。