Activity concept

会社から地域へ!まるごとギャラリー2021の参加作家の皆さんにインタビュー

立体造形作家 岡典明さん

オンラインでお話を伺いました。

普段はどのような活動をしていますか?

地域の野外展示に参加したり、親子やこどもだけの図工講座の講師をしたり、呼ばれて各地へワークショップをしに出かけたりしています。

まるギャラ2021では何をしてみたいですか?

風を受けて揺れ動いたり、回転したり、微かに音がしたり、普段何気なく通る場所がささやかに変化して、新しい風景が見えるような作品を制作します。

廃材を使うことはご自身の表現にどう関わってきますか?

学生の頃から打ち捨てられたベンチの背もたれを絵画作品に組み入れたり、家で不要になった家具を解体して作品にしているので、廃材はとても身近な存在で、その形や色などが、制作の原動力になることもあります。
現在、RE-USE WORKSという、廃材から新たなアート作品を創造するグループに所属し、身近な素材との出会いを楽しんでいます。

工場地域の屋外に展示が展開されるこの展覧会について、考えや思いを教えてください。

地域の協力によって、誰もがふと目にすることのできる屋外で展示できるのが貴重で心地良いです。
今まで使ったことのない魅力的で手強い素材とのやり取りがとても刺激的で楽しく思っています。
工場地域の風景に自身の作品がどれだけ馴染めるか、馴染みながら反発できるかが勝負どころです。